「世界にひとつの金メダル」感想
★★★★
作品名 世界にひとつの金メダル
原題 JAPPELOUP
製作年 2013年
製作国 フランス=カナダ
時間 130分
公開日 2017年6月17日
監督 クリスチャン・デュゲイ
脚本 ギョーム・カネ
出演 ギョーム・カネ マリナ・ハンズ
ダニエル・オートゥイユ
ルー・ドゥ・ラージュ チェッキー・カリョ
ドナルド・サザーランド
オリンピック障害飛越競技に出場したフランスの馬術選手ピエール・デュランの実話を映画化。弁護士のキャリアを捨て、挫折を乗り越え夢を追います。
主人公と組むのは、小柄だけど素晴らしい才能を持つ若馬ジャップルー。実は馬の活躍を期待して観に行った作品だったのですが、前半は馬のことを顧みない主人公に全く魅力を感じず、少々失望しながら観ていました。
しかし中盤から、彼は変化していきます。ドラマもどんどん盛り上がり、私もいつの間にか夢中になり、馬が跳躍するたびに手に汗握って成功を祈ってました。やっぱり金メダルを目指す人って、それぞれのストーリーを持っているんですね。そして周りの人々の影響も大きいですね。私は彼を取り巻く人の中では、厩務員の女の子(ルードゥ・ラージェ)がすごく好きでした。
主演&脚本のギョーム・カネは、両親が馬のブリーダーで自身も馬術の選手になりたかったとか。見事に馬を乗りこなしていてすごいです。最後にはあぁ観て良かったと思える作品でした。