「プーと大人になった僕」感想
★★★★☆
作品名 プーと大人になった僕
原題 CHRISTOPHER ROBIN
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間 104分
公開日 2018年9月14日
監督 マーク・フォースター
出演 ユアン・マクレガー ヘイリー・アトウェル
声優 ジム・カミングス ブラッド・ギャレット
児童文学の名作「くまのプーさん」を初めて実写映画化したドラマ。大人になって妻と娘と共にロンドンで暮らす主人公が、幼いころの親友であるプーさんと再会したことから始まる物語。
「ピーター・ラビット」「パディントン」と、最近イギリスの児童文学の実写化が続いていますが、どちらも原作とは違ったドタバタコメディの要素が強くなっていました。今回もそんな現代的に実写化されたものを覚悟していたのですが、いい意味で予想を裏切られました。
プーさんはやっぱりほのぼのしてましたね。子供の頃にプーさんを読んで、プーさんの森へ行ったことがある人ならいっきに子供時代の自分に引き戻されるような感覚があるかと思います。
主人公と同じく、忘れていた心の友に出会ったような感動があって、プーさんの表情を見たら胸をぎゅっと締め付けられるような感じがしました。
プーさんの優しさと独特のテンポに一緒に観た夫はうとうとしていましたが、私はとても癒されたんですよね。
娯楽性はあまりないかも知れません。キャラクターではなくプーさんのストーリーが好きな大人の方におすすめです。