「スパイダーマン:スパイダーバース」感想
★★★★
ニューヨークの中学生のスパイダーマンが主人公。異次元で別々に活躍していたスパイダーマンたちが一堂に会して悪と戦い成長していくアニメーション。
スパイダーマンの実写版はすべて観ていますが、アニメは初めてです。すでに高い技術で実写化されたものを今更アニメで観て面白いだろうか…と観る前には思っていましたが、今作はアニメならではの楽しさが詰まっていてとても楽しめました。
異次元から集まったスパイダーマンたちが、本当に違う次元から来たかのように、全く違う作風のキャラクターなのがとても面白かったですね。特に日本アニメ的スパイダーマンが、アメコミ的スパイダーマンと一緒に戦うなんて、遊び心があってワクワクします。
世の中には色々なアニメがありますが、それぞれを大事にして魅力を生かしている点は素晴らしく、ちょっと感動さえしちゃいました。CGを使えばいいというものでもないですからね。
ストーリーはいまひとつな部分もありますが、映像だけでも観る人を飽きさせない工夫が感じられるので、アニメ好きの方なら必見だと思います。こういうアニメーション作品は他にはないと思いますので。
作品名 スパイダーマン:スパイダーバース
原題 SPIDER-MAN:INTO THE SPIDER-VERSE
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間 117分
公開日 2019年3月8日
監督 ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン
音楽 ダニエル・ペンバートン
声優 シャメイク・ムーアジェイク・ジョンソン
ヘイリー・スタインフェルド ニコラス・ケイジ
キミコ・グレン ジョン・ミュラニー
吹替 小野賢章 宮野真守 悠木碧
大塚明夫 吉野裕行 高橋李依 玄田哲章