「アルキメデスの大戦」感想
★★★★
作品名 アルキメデスの大戦
製作年 2019年
製作国 日本
時間 130分
公開日 2019年7月26日
監督 山崎貴
原作 三田紀房
脚本 山崎貴
出演 菅田将暉 柄本佑 浜辺美波
國村隼 橋爪功 田中泯 舘ひろし
笑福亭鶴瓶 小林克也 小日向文世
三田紀房のコミックを原作にした歴史ドラマ。第2次世界大戦開戦前の日本を舞台に、戦艦大和の無謀な建造計画を食い止めようとする天才数学者の奮闘を描きます。
戦争について、戦艦大和について、こんな風に描いた作品は観たことも聞いたこともなかったので、大変面白かったです。実話なのかと思って鑑賞後に調べたら主人公の櫂直は架空の人物で、物語はフィクションとのこと。そのことにちょっとがっかりしましたが、だとしたら、この想像力はすごいですね。もちろんベースは昭和の日本で実在の人物も出てくるので、史実をよく知る人の反発も買いかねない内容だと思いますが、これまでにない発想は斬新だなと思いました。
櫂直のミラクルな天才ぶりはリアリティに欠ける部分もあったので、そこはフィクションと聞いて納得です。でも 菅田将暉さんが演じると、あまり違和感を感じないというか、自然に観れてしまいますね。そして田中泯さんの存在がすごく良かったです。