「Gメン」(映画)感想
★★★★
内容
「ナンバMG5」などの著者小沢としおの漫画を実写映画化。女子に人気の男子校に転校したはずの主人公が問題児に囲まれながらも大切な人達を守るために奮闘する青春アクションコメディ。
感想
ヤンキー漫画の実写化は昔は苦手分野だったのですが、「今日から俺は」以降ちょっと好きになってきました。「ナンバMG5」もテレビで観ていたので面白そうだなと思って観てみた今作、期待以上に楽しめました。
気に入った一番のポイントは主人公の好感度の高さ。仲間想いの正義感の強さと純粋で優しい性格が憎めなかったですね。けんかもあまり暴力性を感じさせないのが良かったです。
アクションシーンは評判通り見応えありました。岸優太さんのアクションは踊るように軽やかで、見せ方がとても上手かったですね。それからスイッチが入った時の真剣な表情が普段のイメージと違ってちょっとびっくりしました。
コメディとしては、吉岡里穂さんや竜星涼さんのキャラが面白かったです。全体的には台詞の内容で笑わせるというよりは、場の雰囲気が伝わってきて笑っちゃう感じですね。個人的に尾上松也さんはお笑い要素強いと思ってるのでもっと笑える役だと良かったのにと思います。
平均年齢の高いキャストでの学園物でしたが、意外と違和感なく観れたし、面白かったです。続編があるならまた観たいです。
作品
作品名 Gメン
製作国 日本
時間 120分
公開日 2023年8月25日
監督 瑠東東一郎
原作 小沢としお
脚本 加藤正人 丸尾丸一郎
出演 岸優太 竜星涼 恒松祐里
矢本悠馬 森本慎太郎 りんたろー。
吉岡里帆 高良健吾 尾上松也 田中圭