本「ハリー・ポッターと呪いの子」感想
「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版」
J.K.ローリング (著)、ジョン・ティファニー (著)、ジャック・ソーン (著)
松岡佑子 (翻訳)
『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年後の8番目の物語。
文章は舞台用の脚本形式になっています。主人公はハリーの次男。
小説ではないので最初は名前と会話の応酬にちょっと読みずらさを感じました。でもそれは本当に最初だけで、すぐにストーリーに引き込まれて夢中になり、読みずらさなど全く感じなくなりました。
人気シリーズのその後の話って期待外れになることも多いと思うのですが、こちらはシリーズのイメージを全く壊さない真の続編になってますね。ストーリーも繋がってるし、お馴染みの登場人物たちも活躍します。久々にハラハラドキドキしながらハリーポッターの世界を楽しませてもらいました。これまでのハリーポッターの原作を読破してる人なら絶対読むべき本ですね。
そして、どのシーンも読みながら映像が次々に浮かんできました。今から映画化が待ち遠しい!想像しただけでワクワクします。
ところで、< リハーサル版>を読んだ後で知ったのですが、
<リハーサル版>を改定した<愛蔵版>が12月に出ばかりなんですって。
「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 舞台脚本 愛蔵版」
J.K.ローリング (著)、ジョン・ティファニー (著)、ジャック・ソーン (著)
松岡佑子 (翻訳)
データベースによると、<愛蔵版>では、ジョン・ティファニーとジャック・ソーンの対話、ハリー・ポッターの家系図、年表が、新しく加わって、舞台上演の台詞を反映し、内容も改定されているとのことです。
今から読むなら、こちらの方がいいかも知れませんね。