「累-かさね-」感想
★★★☆
作品名 累-かさね-
製作国 日本
時間 112分
公開日 2018年9月7日
監督 佐藤祐市
原作 松浦だるま
脚本 黒岩勉
出演 土屋太鳳 芳根京子
横山裕 筒井真理子 生田智子
村井國夫 檀れい 浅野忠信
松浦だるまの人気漫画を実写映画化。キスした相手と顔が入れ替わってしまう口紅によって、美醜対照的なふたりの女優の運命が変わって行く姿を描きます。
あまり期待せずに観たのですが、思ったより迫力ある演技を見せられてびっくりしました。
主演の2人はお互いの体が入れ替わる演技、さらに女優として演技をする演技をするわけで、二重三重に演技をしないといけないのですごく難しい役だったと思いますが、しっかり演じ分けているように思いました。
特に演技の見せ場の多かった土屋太鳳さんは今までのイメージががらりと変わりましたね。本気のお芝居にプロ根性を感じました。
ストーリー自体はやはりちょっと漫画っぽくて、いかにも作り話。恋愛部分も不自然だったり、2人の気持ちがなんでそうなるのかなと感情移入はしずらい部分がありました。
2人の演技対決を観る映画でしたね。熱演があったので退屈はしませんでした。