「万引き家族」感想
★★★★
作品名 万引き家族
製作年 2018年
製作国 日本
時間 120分
公開日 2018年6月8日
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
音楽 細野晴臣
出演 リリー・フランキー 安藤サクラ
松岡茉優 池松壮亮 城桧吏
佐々木みゆ 緒形直人 森口瑤子
山田裕貴 片山萌美 柄本明
高良健吾 池脇千鶴 樹木希林
カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞。古い一軒家に住む家族を描く人間ドラマ。万引きをして生計を立てるような苦しい生活を送る家族の隠された絆を描いていきます。
法律や常識に当てはめてみれば犯罪を犯しながら隠れて暮らすような家族は絶対にダメだということになるけれど、それでもこの家族はそんな悪い人たちではなかった。笑顔があって、絆があって、日本の昔の大家族のようにも見えました。こんな生活を送るには色々理由があって、社会に潜む様々な問題について考えさせられる作品でしたね。普通の日本映画ではなかなか描かれないテーマだったと思います。
ドキュメンタリーのようなリアリティを感じる作品だった分、台詞もほとんど無い脇役まで豪華キャストだったのにちょっと違和感。全員無名の役者さんで演じていればもっと良かったのにと思います。