「スラムダンク」劇場版まとめて4作 感想
スラムダンクのTVアニメ101話を観て、公開中の「THE FIRST SLAM DUNK」観て、すっかりスラムダンクにハマってしまっています。もっと観たいと思っていたところ、TVアニメと別に過去に劇場公開された作品が4作あることを知って観てみました。
「スラムダンク 劇場版」
公開:1994年3月
監督:西沢信孝
時間:29分
陵南との練習試合の次となる、武園との練習試合。武園高校で中学時代に花道がフラれた島村葉子と、彼女が慕う武園のエースセンター小田竜政が登場します。
劇場版とはいえ短いのであっという間の試合でした。花道くんはまだまだこれからというところですが、バスケットマンとしての熱い姿を見せてくれて楽しかった。彼女に冷たい小田君は今の時代にはちょっと良いところなし男の子でしたね。花道くんはかっこいいのになぜもてないんだろう。
「スラムダンク 全国制覇だ!桜木花道」
公開:1994年7月
監督:有迫俊彦
時間:45分
インターハイ予選4回戦、湘北対津久武の試合。津久武は南郷の強力なジャンプと伍代の3Pシュートで攻めます。花道はリバウンド王になれるのか…。
恋のライバルでもある南郷くんは花道くんとキャラ被りしてて面白かったです。アニメ版では省かれてたようだけど、こんな試合があったのですね。ファウルに苦しみながら、リバウンドに目覚める花道くん、がんばれがんばれ。
「スラムダンク 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道」
公開:1995年3月
監督:角銅博之
時間:40分
インターハイ予選の途中、湘北対海南戦の後、湘北対緑風の練習試合。劇場版オリジナルストーリー。
次の試合に向けて練習にあけくれる湘北に、練習試合が申しこまれます。IHに出場していない緑風高校は、留学生マイケル沖田を含むトップレベルのチームで強豪。
練習試合とはいえ熱い試合でした。眼鏡の小暮くん、誠実でいい味出してて実はかっこいいんですよね。両校ともに、みんなの気持ちが前向きになって成長していけて良かった。緑風高校はすごく強いチームだったので、翌年のインターハイで当たったら激しい戦いになるだろうな。
「スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!!花道と流川の熱き夏」
公開:1995年7月
監督:明比正行
時間:40分
決勝リーグ・陵南戦を間近に控えた時期。校内で2チームに分かれての練習試合に流川の中学時代の後輩である水沢イチローが加わることに。イチローの選手として最後の試合で全員が本気で闘います。
いつものギャグもありながら、怪我で選手生命が立たれる気持ちを描いていて、切なさもあるエピソードでした。それでもスラムダンクはいつも前向きで明るいから好きです。流川くんはいつもクールで、ひどいことばっかり言うけど、情熱はあるんですよね。全部顔に出る花道くんと真逆で分かりにくいんだけど、それぞれ個性があって面白いです。