「ブレンダンとケルズの秘密」感想
★★★★★
作品名 ブレンダンとケルズの秘密
原題 THE SECRET OF KELLS
製作年 2009年
製作国 フランス=ベルギー=アイルランド
時間 75分
公開日 2017年7月29日
監督 トム・ムーア ノラ・トゥーミー
脚本 ファブリス・ジョルコウスキー
美術 ロス・スチュアート
音楽 ブリュノ・クーレ KiLA
声優 エヴァン・マクガイア
ブレンダン・グリーソン
クリステン・ムーニー ミック・ラリー
吹替 斎藤楓子 市橋尚史
丸塚香奈 菊池康弘
アイルランドのケルト装飾の福音書写本「ケルズの書」をめぐる少年修道士の冒険を描くファンタジーアニメ。アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネート。
久しぶりに美しいアニメが観れて感動しました。こういう絵画風のアニメーションは大好きです。
実写版に近いようなCGアニメよりも、ずっと想像力を掻き立てられるし、場面場面が心に残りますね。色彩の美しさや自然の神秘をすごく感じました。
1秒1秒どこを切り取っても絵になるので、シーンが変わって行くのがもったいなく感じてしまったくらい。最初から最後まですべてが美しい芸術作品ですね。製作スタッフの素晴らしい才能に拍手を送りたいです。
古い伝説のようなストーリーも白昼夢を観ているかのようにとても美しく幻想的で素敵でした。
芸術性が高い分、人によってはちょっと退屈に感じる人もいるかも知れません。絵本をめくってるような感じで物語が進むので、絵本や絵画が好きな人にはとてもおすすめです。