「ウエスト・サイド・ストーリー」感想

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★★★★

内容

1961年にも映画化されたブロードウェイ・ミュージカルの名作をスピルバーグが再び映画化。1957年のニューヨークを舞台に、敵対する2つの移民グループの間で生まれる闘いと恋の運命を描いていきます。

 

感想

1961年の映画「ウエスト・サイド物語」は観たのがだいぶ前でちゃんと覚えていないのですが、記憶していた内容と今作にそこまで違いが無かったので、基本的にはオリジナルに忠実に描かれているように感じました。背景や構図も覚えていたシーンに近かったり、時代設定も現代風にアレンジするとかは無くそのままでしたね。

ただ全体的な雰囲気はちょっと違ったかな。旧作は歌や踊りのカッコよさを満喫した記憶がありましたが、今作はストーリーの部分に重点を置いているような印象があって、対立や移民問題などのメッセージ性を強く感じました。言い争いや暴力が生々しく、説明が長いような気もしたり。スピルバーグ監督が伝えたい想いがいろいろとあったのでしょうね。

良かったのはやはり歌とダンス。音楽がすでに知っている名曲揃いということもあって、あの曲はもうすぐかな?なんてワクワクしながら先を待つ楽しさがありました。ヒロインのマリアの歌声は透き通っていてきれいでしたね。

全体的には良かったけれど、旧作を観た時のような感動は無かったのです。近いうちに旧作の方をもう一度観返してみようと思います。

 

作品情報

作品名 ウエスト・サイド・ストーリー
原題  WEST SIDE STORY
製作国 アメリカ
時間  157分
公開日 2022年2月11日
監督  スティーヴン・スピルバーグ
脚本  トニー・クシュナー
出演  アンセル・エルゴート レイチェル・ゼグラー
アリアナ・デボーズ デビィット・アルヴァレス
ジョシュ・アンドレス コリー・ストール

 


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