「3月のライオン 前編」感想
★★★★
製作年 2017年
製作国 日本
時間 138分
公開日 2017年3月18日
監督 大友啓史
原作 羽海野チカ
出演 神木隆之介 有村架純 倉科カナ
染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介
加瀬亮 前田吟 高橋一生 伊藤英明 豊川悦
司羽海野チカの人気漫画が原作。2部作の前編。
孤独な人生の中で将棋に打ち込む17歳のプロ棋士は下町のある3姉妹と出会います。
原作は途中まで読んだ状態で観ましたが、この前編を観た印象はまるで原作のイメージそのまま。さらに対局のシーンは実写版ならではの臨場感がものすごく良く出ていて手に汗握りました。(「ちはやふる」もこんな感じで実写化されていたらさらに良かったのに…なんて思ったり)
ストーリーはさすがにすべてそのままではないので、思い入れのある原作ファンの方はどう思うか分かりませんが、私は映画として、とてもよく表現されていると思いました。将棋少年のこれまでの人生も苦悩も伝わってきたし、将棋の中継って一度もちゃんと見たことないのですが、どれだけの真剣勝負かというのが分かって興味を持ちました。
神木隆之介くんは地味ですが華がある、不思議な俳優さんですね。今までもいろいろ観てきましたが、今回改めていい俳優さんだと思いました。
映画の題材自体も地味ですが、後からじわじわ来る良さがあります。後編も楽しみにしたいです。