「15時17分、パリ行き」感想
★★★★
作品名 15時17分、パリ行き
原題 THE 15:17 TO PARIS
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間 94分
公開日 2018年3月1日
監督 クリント・イーストウッド
原作 アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス スペンサー・ストーン
ジェフリー・E・スターン
脚本 ドロシー・ブリスカル
出演 スペンサー・ストーン アレク・スカラトス
アンソニー・サドラー ジュディ・グリア
ジェナ・フィッシャー トーマス・レノン
PJ・バーン トニー・ヘイル
2015年8月にパリ行きの高速列車内で起きた無差別テロ事件をC・イーストウッド監督で映画化。列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描きます。
観終わってすぐ思ったのは、ドキュメンタリーのような映画だったなということです。実話を脚色せずそのまま描いているのでしょうね。事件に関わる映画らしいエピソードがたくさんあるわけでもなく、3人の青年を淡々と追っていく映像は少々退屈に感じました。ただ、だからこそテロ事件の衝撃が際立つというのもあって、列車に乗ってからのシーンはとても緊迫感がありました。
そして、映画を観終わってから主演の3人が、実際の事件の当事者だと知って本当に驚きました。俳優さんにしか見えなったからです。それを知るとちょっと別の感動がこみ上げてきました。実際列車に居合わせた乗客たちも出演し、事件があった場所で撮影されたとのこと。そんな映画今まで観たことないですから…すごい試みですね。リアリティがあったのも当然です。3人の勇気に拍手を送りたいです!