「潔く柔く」感想
★★★★
作品名 潔く柔く
ヨミ きよくやわく
製作年 2013年
製作国 日本
時間 127分
公開日 2013年10月26日
監督 新城毅彦
原作 いくえみ綾
脚本 田中幸子 大島里美
出演 長澤まさみ 岡田将生
池脇千鶴 高良健吾 波瑠
中村蒼 古川雄輝 平田薫
田山涼成 和田聰宏 MEGUMI
いくえみ綾の人気コミックの映画化。高校時代に幼馴染の男の子ハルタを交通事故で亡くした過去を引きずるカンナは、同じく辛い過去を持つ男性ロクと出会います。
2時間の中で過去から現在まで無理なく描けていて、映像もきれいだったしキャストも皆透明感があって良かったです。親しい人の死から前に進めなかった2人が出会って過去に向き合っていく姿も、惹かれていく様子も素敵でした。細かい説明などなくても十分に伝わってくるものがありました。
原作の方は未読です。原作を読んだ方々の感想を読んでみると、原作に比べて映画の方がかなり薄っぺらい話になっているようで…原作はそんなに深いのですね。13巻もあるようですから映画の中には描かれてないエピソードもたくさんあるのでしょうね。映画の中では想像するしかなかった部分が原作ではどのような言葉で書かれているのか読んでみたい気がします。