「僕と世界の方程式」感想

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★★★★☆
作品名 僕と世界の方程式
原題  X+Y
製作年 2014年
製作国 イギリス
時間  111分
公開日 2017年1月28日
監督  モーガン・マシューズ
脚本  ジェームス・グラハム
出演   エイサ・バターフィールド レイフ・スポール
サリー・ホーキンス エディ・マーサン ジョー・ヤン
マーティン・マッキャン エドワード・ベイカー=クローズ

 

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自閉症スペクトラムと診断された少年が数学教師の個人指導を受け、国際数学オリンピックのイギリスチームのメンバーとなって成長していくドラマ。

少年と上手くコミュニケーションが取れず傷ついてばかりの母親の想いが切なく、どうすれば心が通うのだろうかと思いながら観ていました。主演のエイサ・バターフィールドの自然な演技は素晴らしかったです。難しい子ではあるけれど可愛らしさもあって、数学オリンピックで何かが変わるのではないかと願い応援したくなりました。全体的に描き方が温かで、自閉症を特別な目で見ていなかったのが良かったですね。

観る前は天才的数学の才能を観たいという興味があったのですが、数学で成功する話ではなく彼が愛を知る物語でした。好きなものが「数学」だけだった彼に訪れた変化がとても良かった。少年と周りの人にとって、これからはもっと良い人生になるだろうと希望が持てて、胸にグッと来るものがありました。


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