本「14歳、明日の時間割」読書感想

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14歳、明日の時間割 単行本 – 2018/10/17 鈴木 るりか (著) Amazon

 

「14歳、明日の時間割」

少し前に「さよなら、田中さん」を読んで面白かったので、鈴木るりかさんの著書をまた読んでみました。
前作と同じような構成で進んでいくお話しで、今回もまた面白かったです。
いや、面白かったというよりは、感心した、驚いたというのが一番かも知れません。
どうしたら15歳でこんな文章が書けるのでしょうね。
文章力や表現力は才能や努力でなんとかなりそうな気もしますが、経験を積んだ人じゃないと出てこないような言葉が、登場人物から次々に発せられることに驚いてしまいました。
老い先短い老人や、挫折を味わった人の言動を、ありきたりではなく独特の言い回しで、伝えていることに本当に感心してしまいます。
簡単な言葉で深いことが書いてあるのも読みやすくていいですね。ハッとするような言葉もいくつもあり、勉強させてもらった気持ちです。


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