「ココニイルコト」感想
★★★★☆
作品名 ココニイルコト
制作年 2001年
制作国 日本
時間 115分
公開 2001年6月23日
監督&脚本 長澤雅彦
出演 真中瞳、堺真人、中村育三、黒坂真実
(笑福亭鶴瓶)
社内不倫がばれて大阪の営業に左遷されて、すっかり無気力になっていたコピーライターの志乃は、同じ日に中途入社してきた青年、前野の優しさと明るさに癒されていきます。
とても淡々と描かれていますが、前野君の雰囲気に観ている人もふんわりと元気付けられていく優しい映画です。
関西弁がとても心地よくていいんですよね。
なんか、のほほんとしてて、「まあ、ええんとちゃいますか」という前野君の温かい言葉はいつまでも心に残りました。
出演者も宣伝も地味だけど、とてもいい作品だなぁと当時思いましたね。
前野君役をやっている堺雅人さんを私が観たのはこの時がたぶん初めてで、ものすごくいい演技だったなぁと感動したのを覚えています。
観終わってから、なんかじわーっと感動してきて、私はエンドロールが流れ始めてから泣いてしまいました。