「幸せになるための5秒間」感想
★★★★
作品名 幸せになるための5秒間
原題 A Long Way Down
製作年 2014年
製作国 イギリス=ドイツ
時間 96分
監督 パスカル・ショメイユ
原作 ニック・ホーンビィ
脚本 ジャック・ソーン
出演 ピアース・ブロスナン トニ・コレット
アーロン・ポール イモージェン・プーツ
大みそかの夜に偶然同じ場所で自殺しようとして出会った4人の男女の奇妙な交流を描いたヒューマンドラマ。日本では劇場未公開で現在は動画配信サイトなどで観れます。
自殺願望がある人たちの集まりなので、みんな人生に絶望しているのですが、辛い状況の中にもユーモアを交えて話は進んでいきます。決して重くはなく、明るく描いているのが良かったです。
4人それぞれの人物像も良かったです。ピアース・ブロスナンが007とは全然違ってちょっとかっこ悪いのが面白いし、イモージェン・ブーツがかわいい。
年齢も性別もバラバラの4人の間に生まれる人間ドラマに温かい気持ちになりました。落ち込んでる人に観て欲しいです。
映画の原題は「A Long Way Down」で、検索してみたらニック・ホーンビィの原作の方が原題のままで日本でも出版されているみたい。これが「幸せになるための5秒間」の原作になると思います。アマゾンレビューを見ると本も良さそうでした。