「THE GUILTY/ギルティ」感想
★★★★
緊急通報(日本でいう110番)のオペレーターとして勤務する警官が、電話から聞こえる声と音を頼りに誘拐事件を追っていく姿を描くサスペンス。
これまで観たことのないタイプのサスペンスでした。
最初から最後まで映像としての情報はオペレーター室の中だけ。主人公が電話を取る姿だけを映し続けているという映画としてはかなり異色の作品ですね。
もうほとんどラジオドラマと言ってもいいくらい、音だけの情報で事件を探っていくのですが、それでも差し迫る状況はすごくよく分かったし、緊迫感が伝わってきました。
脚本がとてもよく考えられているんだと思います。
自分の想像力も刺激されて、主人公と同じく事件解決の糸口を探っていく感覚を味わえました。
とても面白かったです!
今までにたくさんの映画を観てきましたが、それでもまだこうして新しいタイプの映画に出会えることが嬉しいですね。
作品名 THE GUILTY/ギルティ
原題 DEN SKYDIGE
製作年 2018年
製作国 デンマーク
時間 88分
公開日 2019年2月22日
監督 グスタフ・モーラー
脚本 グスタフ・モーラー
エミール・ナイガード・アルベルトセン
出演 ヤコブ・セーダーグレン
イェシカ・ディナウエ ヨハン・オルセン
オマール・シャガウィー