「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」感想
★★★★
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンが監督&脚本。世界的なミステリー作家の死の謎を追い、家族の動機を探っていく名探偵の活躍を描くミステリー。
こんなミステリーらしいミステリーは久しぶりかも。アガサ・クリスティーの作品を彷彿とさせる雰囲気がすごく気に入りました。調べてみたら監督がアガサ・クリスティーの大ファンでオマージュを捧げた作品とのこと。
ミステリーは難しすぎると付いていけないし、簡単過ぎると物足りなく感じてしまいますよね。この作品はちょうど良かったです。観ていて難しくないけれど、展開はちょっと予想外。犯人が誰かという部分にかかわらず、ストーリーが凝っていて、ユーモアもあって、楽しめる要素が多いと思います。登場人物も多いわりに分かりやすく、1人1人の人間性も丁寧に描かれていて、とても面白かったです。
ちょっと反則な設定もあるし、傑作というほどでは無いかも知れませんが、娯楽性もあって気楽に楽しめるところが良かったです。
007のダニエル・クレイグや、キャプテンアメリカのクリス・エヴァンスなど、キャストも魅力的です。ミステリー好きの方にはぜひおすすめしたいです。
作品名 ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
カナ ナイブズアウトメイタンテイトヤイバノヤカタノヒミツ
原題 KNIVES OUT
製作年 2019年
製作国 アメリカ
時間 131分
公開日 2020年1月31日
監督 ライアン・ジョンソン
脚本 ライアン・ジョンソン
出演 ダニエル・クレイグ クリス・エヴァンス
アナ・デ・アルマス ジェイミー・リー・カーティス
マイケル・シャノン ドン・ジョンソン
トニ・コレット キース・スタンフィールド
キャサリン・ラングフォード ジェイデン・マーテル
フランク・オズ リキ・リンドホーム エディ・パターソン
K・カラン ノア・セガン クリストファー・プラマー