「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」感想
★★★★
内容
ホイットニー・ヒューストンの半生を描いた伝記ドラマ。世界的スターとなった彼女の栄光と苦悩を、数々のヒットソングとともにドラマティックに描き出しています。
感想
ミュージシャンの伝記映画はいい映画が多いです。この映画もやはり良かった。
ホイットニーといえばあの唯一無二の伸びやかな歌声が魅力。歌が良くなければ伝記映画も成り立たないわけですが、ホイットニーの歌唱シーンは素晴らしかったです。
これが主演のナオミ・アッキーの歌声ならすごい天才現る…かと思いましたが、調べてみたらどうやら彼女が歌ってるのは少しで、ほとんどはホイットニーの音源なんだとか。あまりにも自然だったので口パクとは分かりませんでした。歌う演技、とても上手かったですね。
そして改めて、ホイットニーはすごい歌唱力だったのだなと思います。楽曲はヒット曲揃いですし、音楽映画としてとても見応えがありました。
ドラマの部分は、観ていてちょっと辛かったです。ドキュメンタリーなどを見てだいたいは知っていましたが、歌手としての華やかな成功とは裏腹に、彼女の人生は決して幸せとは言えなくて切ないですね。
世界的スターの伝記映画を観ていくと、ほとんどの人が成功すればするほど心が壊れていってしまうのは本当にどうしてなのか。。何万人もの熱烈なファンがいるのに、どうして守れないのか、、切ないですね。
映画情報
作品名 ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
原題 I WANNA DANCE WITH SOMEBODY
製作国 アメリカ
時間 144分
公開日 2022年12月23日
監督 ケイシー・レモンズ
脚本 アンソニー・マクカーテン
出演 ナオミ・アッキー スタンリー・トゥッチ
アシュトン・サンダーズ タマラ・チュニー
ナフェッサ・ウィリアムズ クラーク・ピータース