「クレイジー・ハート」感想
★★★☆
作品名 クレイジー・ハート
原題 CRAZY HEART
製作国 アメリカ
時間 111分
公開日 2010年6月12日
監督 スコット・クーパー
原作 トーマス・コッブ
脚本 スコット・クーパー
出演 ジェフ・ブリッジス ロバート・デュヴァル
マギー・ギレンホール コリン・ファレル
トム・バウアー ジェームズ・キーン
ウィリアム・マルケス ライアン・ビンガム
ポール・ハーマン リック・ダイアル
ジャック・ネイション
かつて一世を風靡したものの、今では酒浸りの生活を送るシンガーソングライターの恋愛と再生を描くドラマ。ジェフ・ブリッジスがアカデミー賞主演男優賞を受賞。
酒浸りでお腹が出ててだらしない生活を送るミュージシャンを演じているジェフ・ブリッジスは見事だと思いました。その演技力が上手すぎるのか、落ちぶれて何をするにもいい加減な主人公には惹かれるものが無く、中盤までは観続けるのがちょっと辛かったです。
それでも、終盤は良かったですね。順風満帆とはいかない人生の、彼なりの生き様にじんわり感じるものがありました。
主人公が渋くカッコよい、音楽が良い、という評判を多く目にして期待したイメージとはちょっと違ったのですが、哀愁と人間味を感じられる作品だったと思います。