「駆込み女と駆出し男」感想
★★★☆
作品名 駆込み女と駆出し男
製作年 2015年
製作国 日本
時間 143分
公開日 2015年5月16日
監督 原田眞人
原作 井上ひさし
脚本 原田眞人
出演 大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり
井上ひさしの『東慶寺花だより』を映画化した時代劇。
縁切寺である東慶寺に離縁を求めて駆け込む女たちと、その身を預かり手助けをする人達の人間ドラマです。
時代は天保11年(1840年)。
この時代の離婚話って時代劇でもあまり見たことがありませんでしたが、大変だったのですね。
妻の方から離縁するために2年も縁切り寺にこもるなんて。
かなり大変ですが、それでもこういう駆け込む場所があったのは良かったです。
痛々しい話もありますが、全体が明るく描かれていていたので重くなることなく、楽しく観れました。
ところで話は面白かったのですが、時代用語がポンポン出てきて説明もあまりないので、ちょっと難しくて付いて行けなかった部分もありました。
すべてを現代語にしてしまうのも味がないと思うので、観る側がもうちょっと勉強すればいいのかもしれませんね。
時代劇を見慣れてる人や、時代背景が分かってる人はもっと面白かったんだろうなと思いました。