「恋妻家宮本」感想
★★★★
TVドラマの人気脚本家・遊川和彦が重松清の小説『ファミレス』を基に脚色した映画初監督作。子どもが独立してふたりきりになった夫婦が熟年離婚の危機に陥る様子をコミカルに描いた人間ドラマです。
遊川和彦さん脚本のドラマは言葉が強すぎることがあって苦手な時があるのですが、今作はいい意味でゆるい感じだったので穏やかに観れました。ありがちな日常を描いているのでちょっとパンチが足りないと思う人もいるかも知れませんが、私は好きですね。熟年夫婦が主役のラブコメってあまり無いと思うので、新鮮でした。そして心に沁みるいい言葉も聞けたり、笑いもあったり、何より温かい気持ちになりました。
阿部寛さんってイケメンなのに無言で真顔でも面白い雰囲気が出せる素敵な俳優さんですね。天海祐希さんとの夫婦もお似合いでした。
作品名 恋妻家宮本
カナ コイサイカミヤモト
製作国 日本
時間 117分
公開日 2017年1月28日
監督 遊川和彦
原作 重松清
脚本 遊川和彦
出演 阿部寛 天海祐希
菅野美穂 相武紗季 工藤阿須加
早見あかり 奥貫薫 佐藤二朗
富司純子 入江甚儀 佐津川愛美