「Love、サイモン 17歳の告白」感想
★★★★
ゲイであることを隠している高校生が、顔も見たことのないメール相手に恋をし、悩みながらも成長していく青春映画。原作はベッキー・アルバータリの「サイモンvs人類平等化計画」です。
友達にも家族にも自分がゲイであることを隠している主人公の男の子。すでに認知されてそうなアメリカでも、こんな風に悩むんだなというのはちょっと意外でした。
でも高校生くらいの時の方が、自分をさらけ出して生きるって難しいのかも知れませんね。サイモンが1人で悩んでもがいてがんばって成長する姿が、ちょっとコミカルに、でも温かく描かれていてとても良かったです。
恋愛や友情の行方、気になるメールの相手の男の子が誰なのか、ちょっとドキドキする展開も楽しめます。
ドラマの雰囲気としては明るくて、意地悪な子もいるものの、全体的に登場人物に好感が持てて気持ち良く観れましたよ。
特に何がすごいという話ではないけれど、爽やかで元気をもらえる良作でした。
作品名 Love、サイモン 17歳の告白
原題 LOVE,SIMON
製作年 2018年
時間 110分
監督 グレッグ・バーランティ
出演 ニック・ロビンソン ジョシュ・デュアメル
ジェニファー・ガーナー キャサリン・ラングフォード