「クーデター」感想
★★★★
アメリカから東南アジアの某国に赴任してきた一家が、突如大規模なクーデターに巻き込まれて逃げ回ることになるというサバイバルスリラーです。
主人公が明るいコメディのイメージが強いオーウェン・ウィルソンなので、ちょっとはお笑い要素もあるのかと思いきや、そんな生ぬるい話ではなかった…。訳も分からず命を狙われるという、ものすごく怖いシチュエーションにぞっとしました。幼い娘2人と美人の奥さんとのほのぼのした家族はまるでホームコメディでも始まりそうに見えただけに、その後の展開との落差が衝撃的でしたね。
話の流れはかなり単純で、暴徒化した住民からひたすら逃げるというもの。自分が追われてるような気分でハラハラドキドキ。分かりやすくて、怖くて、シンプルに緊張感を楽しめました。
東南アジアの架空の国という設定なので、リアリティがないのも後味が悪くなくて良かったです。
作品名 クーデター
原題 NO ESCAPE
製作年 2015年
製作国 アメリカ
時間 103分
公開日 2015年9月5日
監督 ジョン・エリック・ドゥードル
出演 オーウェン・ウィルソン
レイク・ベル スターリング・ジェリンズ
ピアース・ブロスナン クレア・ギア
制限 PG12