「リスペクト」感想
★★★★
内容
ソウルの女王と称される伝説の歌手アレサ・フランクリン(1942~2018)の半生を描く伝記ドラマ。『ドリームガールズ』でアカデミー賞(R)受賞のジェニファー・ハドソン主演。
感想
アレサ・フランクリンは中学生くらいの頃興味を持って聴いていた時期がありました。でもどんな人だったのか知らなかったので、とても興味深かったです。映画を観てすごい人だったのだと知ることができました。
家族のこと、社会のこと、様々な要素がたくさん出てきて、2時間少々で表現できるほど単純な人生ではなかったことが分かります。どのエピソードも深く掘り下げて描かれてないため、知識がないと少々分かりにくかったけれど、たくさんの苦労があったことは分かりました。気になる部分は自分でこれから調べてみたいと思います。
音楽映画としては、やっぱり楽曲の良さが光ってました。そして主演のジェニファー・ハドソンがちゃんと歌ってるのがいいですね。さすがの歌唱力で迫力がありましたし、歌手としてのアレサの魅力がしっかり伝わってくる作品になってました。
それにしてもアメリカでは家族がマネージメントに関わることが多く、稼ぎを巡って親が子供の邪魔をするパターンが多いのはいたたまれません。過去のこととはいえ悔しいですね。
ちなみに鑑賞後に動画検索してアレサの晩年のライブ映像を観ましたが、(年齢を考えると)生歌とは信じられないほど素晴らしいステージで感動しました。
映画情報
題名 リスペクト
原題 RESPECT
時間 146分
製作国 アメリカ
公開日 2021年11月5日
監督 リーズル・トミー
脚本 トレイシー・スコット・ウィルソン
出演 ジェニファー・ハドソン
フォレスト・ウィテカー マーロン・ウェイアンズ
メアリー・J・ブライジ オードラ・マクドナルド
タイタス・バージェス マーク・マロン
スカイ・ダコタ・ターナー ヘイリー・キルゴア
セイコン・セングロー ヘザー・ヘッドリー