「ピーターラビット」感想

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★★★★
作品名 ピーターラビット
原題  PETER RABBIT
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間  95分
公開日 2018年5月18日
監督  ウィル・グラック
原作  ビアトリクス・ポター
脚本  ウィル・グラック ロブ・ライバー
出演  ローズ・バーン ドーナル・グリーソン
サム・ニール
声優 ローズ・バーン フェイサル・バッジ
Sia コリン・ムーディ デイジー・リドリー
エリザベス・デビッキ マーゴット・ロビー
ジェームズ・コーデン

 

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ビアトリクス・ポターの人気絵本「ピーターラビット」を基に原作にはない新しいシナリオを実写映画化。実写とCGアニメーションを融合させて描いています。

設定は原作のその後…という感じになっていました。畑の持ち主の青年(原作に登場するマクレガーさんの親戚)とうさぎたちの戦いを描いたドタバタコメディで、ストーリーは単純。躍動感のあるうさぎたちのアクションといたずらの応酬がテンポよく繰り広げられて楽しかったです。ピーターは表情は作られた感じが否めませんでしたが、走る姿とか下半身は本物のうさぎそのままでモフモフ感がとっても可愛かったですね。

アナフィラキシーショックをコミカルに描いた描写に批判があったと話題になってましたが、そこを問題にするならばアレルギーだけでなく何もかも不謹慎という話になりそうなくらい派手にやり合ってました。でもうさぎさん目線でいえばしょうがない部分もあるのです。ピーターのお父さんはマクレガーさんに食べられているし、ピーターも仲間も何度も殺されかけているのですからね。

ところでこの映画、登場人物の名を借りただけで、内容は原作とは全く別物。世界感も全然違います。タイトルはサブタイトルを付けるとか、ちょっと変えても良かったかも知れませんね。
ピーターラビットの実写映画化を長年待ち望んでいた私の個人的な理想をいうと、イギリス湖水地方の美しい自然や、愛らしいうさぎ本来のしぐさをもっとゆっくり見せてくれる映画であって欲しかったなとも思います。とはいえ、うさぎさんが主役の映画を観れたことはとても嬉しかったです!

我が家の愛兎:まおちゃん

うさぎがおでこを合わせるしぐさがありましたが、私とまおちゃんもよくやります。特に意味はないのですが、お互い目をつむって心を通わせる感じかな。おでこがじーんと温かくなって、とてもとても癒されるんです。

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