「カラスの親指」感想
★★★☆
作品名 カラスの親指
製作年 2012年
製作国 日本
時間 160分
公開日 2012年11月23日
監督 伊藤匡史
原作 道尾秀介
脚本 伊藤匡史
出演 阿部寛 村上ショージ 能年玲奈
石原さとみ 小柳友 鶴見辰吾
ベンガル ユースケ・サンタマリア
戸次重幸 なだぎ武 上田耕一
詐欺師の中年男性コンビが、ひょんなことからある姉妹と青年と共同生活を送ることなり奇妙な絆が生まれる。そして共に一世一代の大仕事に挑むことになるというサスペンスコメディ。
村上ショージさんが重要な役を担っています。一人だけ素人っぽいので演技が浮いているようでもあり、逆に良い味を出しているようでもあり、なんともいえない存在感がありましたね。
詐欺師の騙し合いに関しては面白かったです。一番良かったのは序盤の阿部寛さんとユースケ・サンタマリアさんの会話のシーンかな。その後はホームドラマみたいな温かさも出てきて、サスペンスのハラハラ感もあって、いろいろな面白さがありました。
衝撃のラストなんて宣伝文句はあまり気に留めずに観た方が楽しいと思います。160分と長い映画ですが、飽きずに観ることができました。