「ズートピア」感想
★★★★★
作品名 ズートピア
原題 ZOOTOPIA
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間 109分
公開日 2016年4月23日
監督 バイロン・ハワード
リッチ・ムーア
ジャレッド・ブッシュ
音楽 マイケル・ジアッチーノ
声優 ジニファー・グッドウィン ジャイソン・ベイトマン
イドリス・エルバ ネイト・トランス
吹替 上戸彩 高橋茂雄 マイケル・狸山
動物たちの楽園ズートピアで警察官になったうさぎのジュディが、キツネのニックと共に事件を解決しようとするファンタジーアドベンチャー。
うさぎが主人公のディズニーアニメ!とても楽しみにしていた映画です。
そして期待を上回る楽しさでした。
ディズニーアニメの中でも1,2を争う傑作なんじゃないでしょうか?
まずキャラクターが良かったですね。
軽快な動きとおしゃべりがリズミカルで、ユーモアもあって、かわいくて、とっても魅力的でした。
ウサギも良かったし、脇役のナマケモノも良い味出してましたね~。
スタッフは動物たちの生態や性格を把握するため、18か月もリサーチしたと聞いてなるほどと思いました。
単なる擬人化した動物ではなく、本来の生態をちゃんと生かしてるのですね。
そして今までのディズニーだと映像と音楽は良くてもストーリーに深みがない作品が多くありましたが、今回はしっかりとしたシナリオとメッセージ性があるところが違いました。
うさぎ=弱い、キツネ=ずるい、肉食動物=怖い。そんな様々な偏見が間違いを生むことを描いていること。人間社会でも人種や宗教などの多様性を認め合えたら・・・という大人が観ても考えさせられる内容でした。
監督からのメッセージ。
「この映画で描かれているのは、まさに人間の世界。ズートピアの住人たちは、私たち人間のようなもの。どちらも同じように、性別、年齢、学歴、出身地、見た目…そんな“違い”から生まれる様々な偏見の中で生きています。もし、その“違い”を個性として認め合うことが出来たら、私たちの人生はもっと豊かになることでしょう」
ちなみに本当は字幕版で観たかったのですが、上映してなかったので吹替で観ました。
最初だけ上戸彩さんの顔が浮かんで邪魔しましたが、皆さん吹替は上手で違和感はなかったです。
※もう一つのブログ「うさぎと暮らすということ」の方でも関連記事をアップしました♪