「アリー/ スター誕生」感想
★★★☆
作品名 アリー/ スター誕生
原題 A STAR IS BORN
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間 136分
公開日 2018年12月21日
監督 ブラッドリー・クーパー
出演 レディー・ガガ ブラッドリー・クーパー
サム・エリオット アンドリュー・ダイス・クレイ
デイヴ・シャペル
名作映画「スタア誕生」のリメイク。レディー・ガガが主演を務め、共演のブラッドリー・クーパーが監督と製作を担当。スターへと上り詰める女性と、落ちていくスターの2人を描く音楽ドラマ。
現実でのレディー・ガガはすでに大成功を収めている世界の歌姫。こういうスターをそのまま起用する音楽映画は珍しいですね。歌はもちろん完璧だし、売れる前の段階からスターオーラは出まくり。歌もダンスも安心して観てられる分、新鮮みが無いのは残念な部分だったかも知れません。もし彼女のことをよく知らない時にこの映画を観ていたら鳥肌ものだったんじゃないかなと思いますね。
主題歌の「Shallow」という曲は大好きです。2人の歌声が素晴らしくて本当に良かった。彼女がスターダムへのし上がっていくというストーリーも好きです。
そのかわり映画の印象としては男性のエピソードの方が強くて、観終わってみると彼の人生ばかりが思い返されます。今作の真の主人公は落ちていくロックスターの方でしたね。監督だから自分の役に思い入れが強くなったのかな?彼の様子が丁寧に描かれていたし役作りも素晴らしかった分、鑑賞後はなんともやるせない気持ちに。気持ちが沈んでしまいました。