「ブレードランナー 2049」感想
★★★☆
作品名 ブレードランナー 2049
原題 BLADE RUNNER 2049
製作年 2017年
製作国 アメリカ
時間 163分
公開日 2017年10月27日
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード
アナ・デ・アルマス シルヴィア・フークス
ロビン・ライト マッケンジー・デイヴィス
カーラ・ジュリ レニー・ジェームズ
デイヴ・バウティスタ ジャレッド・レト
82年に公開されたSF映画の名作『ブレードランナー』の続編。前作から30年後の2049年、レプリカント(人造人間)たちの運命を描いていきます。
前作を観たのはずいぶん昔のこと。よく覚えていないままに今作を観てみたら、やはりちょっと難しくて理解できない部分がありました。163分という長さもあって、面白かったかといわれると、少々退屈だったかも。地球の未来はこんなに暗いのかなと憂鬱な気分になってしまうんですよね。
でも作品としての完成度は高いと思います。映像とか世界観がすごいので、かなりこだわって作られていることがよく分かります。こういう哲学的なSFは、前作と同様、万人受けはしないけど、一部の人には熱狂的に愛されるかも知れません。
登場人物の中では、実在しないホログラフィーの女性ジョイが魅力的でした。自然が何もない未来の金属的な映像に酔いそうになる中で、唯一癒してくれる可愛らしい存在でしたね。期待したハリソンフォードの出番は少なくて、ちょっと残念でした。