「BLUE GIANT」感想
★★★★☆
内容
「ビッグコミック」で連載された石塚真一の漫画「BLUE GIANT」が原作のアニメ。ジャズに魅了された3人の青年たちがバンドを結成して成長していく。ピアニストの上原ひろみが音楽を担当。
感想
ジャズといえば落ち着いた大人のイメージ。私は静かに過ごすときのBGMに聴くのが好きなのですが、今作のジャズはそういう私が普段耳にしているものとは全く違うタイプのジャズでした。
若くて、熱くて、激しい!本当に魂が震えるようなサウンドです。先日の「SAUM DUNK」も熱かったけれど、こちらも負けないくらい熱い青春を感じました。
映画館の大音響で聴く演奏はすごい迫力で、思わず拍手したくなるほど。
原作には音が無いのに、こんな音を作り出すなんてすごいです。ジャズの凄さを見せつけられましたね。観る前は後日TV鑑賞でも良いかなと劇場に行くか迷いましたが、ライブ感覚で演奏を楽しめたので、映画館で鑑賞して良かったです。
ストーリーはシンプルでした。伏線のようなものが見られるものの答えがないシーンが所々あったので、語られてないことが色々あったのだろうなと想像します。主人公の想いなど、もっと知りたい部分がありましたが、原作を読めば分かるのかも知れませんね。
演奏はピアノ上原ひろみさん、サックス馬場智章さん、ドラム石若駿さんだそうです。ジャズを聴きたくなりました。
映画情報
題名 BLUE GIANT
時間 120分
製作国 日本
公開日 2023年2月17日
監督 立川譲
原作 石塚真一
脚本 NUMBER 8
音楽 上原ひろみ
声 山田裕貴 間宮祥太朗 岡山天音