「秒速5センチメートル」感想
★★★
作品名 秒速5センチメートル
製作年 2007年
製作国 日本
時間 60分
公開日 2007年3月3日
監督 新海誠
原作 新海誠
脚本 新海誠
声優 水橋研二 近藤好美
尾上綾華 花村怜美
高い評価を受けた『雲のむこう、約束の場所』から2年後の新海誠監督作。『桜花抄』『コスモナウト』『秒速5センチメートル』という三本の連作ラブストーリー。
小学校を卒業して離れ離れになった2人のその後の想いを描いたラブストーリーで、切なく美しい設定が魅力的です。ただ細かい描写を見てしまうと、その心理が理解できない部分があり、リアリティの無さにちょっと冷めてしまう自分がいました。あれこれ考えず雰囲気だけを感じる作品だと割り切って観たら素敵なのかなとは思いますけどね。
映像に関しては、今作も背景がとても美しかったです。ただ新海作品は映像もストーリーも似通ったものが多いので、続けて観るとそこでの感動も少し薄れてしまいますね。個人的には今後は監督や脚本を他の人と組んだ作品を観てみたいです。