「ミッドナイトスワン」感想

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ミッドナイトスワン (文春文庫)

ミッドナイトスワン (文春文庫)

 

★★★★

内田英治監督のオリジナル脚本。ニューハーフショーで働くトランスジェンダーの主人公と、育児放棄された少女が心を通わせていく姿を描く人間ドラマです。

 

草彅剛さんの演技が素晴らしかったです。というか草彅さんには見えなかったですね。まるでドキュメンタリーみたいで。仕草や口調もいわゆる女性の真似みたいでは全くなく、凪沙という人そのもののように観えました。

だからこそ悲しげな瞳が観ていて本当に悲しく、辿っていく運命に胸が締め付けられるような切なさがありました。こういう役を演じる精神状態は大丈夫なのだろうかと気になったくらいです。

そういう私は鑑賞後しばらく気分が落ち込みました。部分的にショッキングなシーンがあったり…救いが無い社会の闇の部分が多く描かれていて、辛かったです。

でも生きづらさを描く重いテーマの中で、トランスジェンダーの主人公の持つ母性のような優しい心や、バレエで輝きたいと思う少女の努力、2人が幸せになりたいと願う前向きな気持ちは、この映画の素敵な部分でしたね。

もっとハッピーなストーリーだったら良かったのにと思います。ここで描かれているようなことが現実にあるのか気になりました。

 

作品名 ミッドナイトスワン
製作年 2020年
製作国 日本
時間  124分
公開日 2020年9月25日
監督  内田英治
脚本  内田英治
出演  草なぎ剛 服部樹咲 田中俊介
吉村界人 真田怜臣 上野鈴華
佐藤江梨子 平山祐介 根岸季衣
水川あさみ 田口トモロヲ 真飛聖

 


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