「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」感想
★★★
作品名 シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
原題 NIVKY LARSON ET LE PARFUM DE CUPIDON /CITY HUNTER THE MOVIE
製作年 2019年
製作国 フランス
時間 93分
公開日 2019年11月29日
監督 フィリップ・ラショー
原作 北条司
出演 フィリップ・ラショー エロディー・フォンタン
タレク・ブダリ ジュリアン・アルッティ
ディディエ・ブルドン カメル・ゴンフー
ラファエル・ペルソナ ソフィー・モーゼル
パメラ・アンダーソン
吹替 山寺宏一 沢城みゆき 玄田哲章
80年代に大ヒットした北条司の日本のコミックをフランスで実写映画化。原作の大ファンだという監督が脚本・主演。
原作もアニメもほとんど知らないのに映画の評判の良さに釣られて観に行きました。そして観始めてすぐ、これは80年代に「シティハンター」を楽しんでいたファンによるファンのための映画だったのだなとすぐに分かりました。逆に言うと原作知らない人が観る映画じゃなかったかな。
まるで2019年の新作映画とは思えないほど昭和のB級コメディ感満載の内容。おやじギャグ?の連続と、切れのないアクションと、惚れ薬を使ったベタなストーリー。わわ、、すごいの観に来てしまった…っと映画館の椅子の上でずっこけてしまいましたが、この路線でやりきってるところはある意味潔くてすごいなと思いました。SNS使ってるのにファッションは古かったり、フランス人なのにみんな原作どおりの日本の名前だったり、監督の原作愛が相当強いことは分かります。
下ネタばかりで私が笑えるところがない中、敵役の中にジェロム・レ・バンナが出ていたので注目しましたが、ぜんぜん強くなくてすぐ居なくなってしまったのは残念でした。あと、動物ネタは全然笑えなかったですね。