「ミリオンダラー・スティーラー」感想
★★★★
変わり者の男性が集めた仲間と練りに練った犯罪計画は成功するのか…2006年に実際に起きた銀行襲撃事件を映画化。本国アルゼンチンで歴代第5位の大ヒットを記録しました。
この事件に付いては前にドキュメンタリーか何かで見て、映画みたいで面白いなと思った記憶があります。冴えない中年男性たちが起こした前代未聞の銀行襲撃に、当時みんな度肝を抜かれたそうですね。
銀行に盗みに入ったおじさんたち。大金を盗むのですから大犯罪なのですが、やり方が荒っぽくないのでなんだかほのぼのした雰囲気さえ感じてしまいました。最後どうなるのか、成功するのかどうかは記憶になかったので、けっこうハラハラして、、盗みの応援をしてしまいましたね。
それにしても、アルゼンチンって結構のんびりした国なのかなと思いました。警察とのやり取りを見ても、それほど緊張感はなくて、他の南米の国とはちょっと違う雰囲気ですね。緩い雰囲気が好きでした。
なかなか観る機会がないアルゼンチン映画なので、興味深くて楽しかったです。
作品名 ミリオンダラー・スティーラー
原題 El robo del siglo / THE HEIST OF THE CENTURY
製作国 アルゼンチン
時間 115分
制作年 2019年
監督 アリエル・ウィノグラッド
脚本 アレックス・シート フェルナンド・アラウホ
出演 ディエゴ・ペレッティ ギレルモ・フランセーヤ
パブロ・ラゴ ルイス・ルケ