「マスターアンドコマンダー」感想

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マスター・アンド・コマンダー

マスター・アンド・コマンダー (字幕版) prime video

 

★★★★

19世紀初頭、フランス軍を追うイギリス軍艦サプライズ号の船長と乗組員たちの南太平洋での戦いを描く歴史スペクタクル大作。アカデミー賞で10部門にノミネートされました。

公開当時私はあまり関心が無く見逃していましたが、かなり完成度の高い大作映画でした。時代を感じさせる衣装や道具も作り物っぽさが全く無く、映像が素晴らしい。大海原での戦闘はすごい迫力で、テレビの画面で観るのはもったいないくらいでしたね。今更ながら、これは映画館で観るべき作品だったと思います。

登場人物がとても多いわりに、船の上での人間模様も上手く描かれていますし、戦いの駆け引きやアイデアも面白かった。船長役のラッセル・クロウ、脇役のポール・ベタニーの演技も良かったです。
ただ女性が全く出てこないのでかなり骨太な感じで、内容的にも男性向けの作品かなとは思いました。

個人的には、自分の知識不足のためあれこれ疑問が残ったのが残念なところ。そもそもの戦いの意味とか、乗組員たち(特に子供の軍人)がどんな志を持っていたのかとか、予備知識がなかったために彼らに共感するのが難しかったです。

それでもただの娯楽作品として観て良いのであれば、とても面白かったです。

 

作品名 マスター・アンド・コマンダー
原題  MASTER AND COMMANDER:THE FAR SIDE OF THE WORLD
製作年 2003年
製作国 アメリカ
時間  139分
公開日 2004年2月28日
監督  ピーター・ウィアー
原作  パトリック・オブライアン
脚本  ピーター・ウィアー ジョン・コーリー
出演  ラッセル・クロウ マックス・パーキス
ポール・ベタニー ジェームズ・ダーシー
マックス・ベニッツ ビリー・ボイド
リー・イングルビー ジョージ・イネス
マーク・ルイス・ジョーンズ クリス・ラーキン
リチャード・マッケーブ ロバート・パフ
デヴィッド・スレルフォール
エドワード・ウッドオール イアン・マーサー


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