「ムーンライト」感想
★★★★
作品名 ムーンライト
原題 MOONLIGHT
製作年 2016年
製作国 アメリカ
時間 111分
公開日 2017年3月31日
監督 バリー・ジェンキンス
脚本 バリー・ジェンキンス
出演 トレバンテ・ローズ アンドレ・ホランド
ジャネール・モネイ アッシュトン・サンダース
ジャハール・ジェローム アレックス・ヒバート
マハーシャラ・アリ ナオミ・ハリス
マイアミの貧困地域でいじめや麻薬に溺れる母との関係に苦しみながら生きる少年が大人に成長するまでを描いた人間ドラマ。アカデミー賞作品賞受賞作。
すごく感動的でもなく衝撃的でもなく…。何かを伝えてくれるのだろうと思って受け身で観ていると、何を見せられてるのかよく分からないような映画でした。
でも心に残ったのは、主人公のシャロンの瞳。ずっと何かを訴えているような、でもどこか諦めているような瞳です。自分の居場所を探して、愛を探して、生きづらい環境の中でもがいているように見えましたね。
大人になっても変わらぬ悲しげな眼差しには切なくなりました。彼が自分らしく生きられますように。救われますように…。
芸術的でじんわり心に残る作品だったと思います。