「ペンギン・ハイウェイ」感想
★★★★
日本SF大賞を受賞した森見登美彦の同名小説を映画化した長編アニメ。小学4年生の少年が、海のない町に突然現れたペンギンの群れを追ってその謎を解き明かそうとするSFファンタジーです。
道端にペンギンがいっぱい出てきたり、原っぱに謎の球体が出現したり、憧れのお姉さんが普通の人じゃなさそうだったり、不思議なお話でした。
いったい何が起きているのか、童心に帰ってワクワクしながら観ましたね。SFなら結論にもう少し科学的な説明が欲しかった気はしますが、小学生の目線で描いているのでふわっと曖昧な部分も許せてしまう感じでした。
理屈よりも雰囲気で楽しむ映画かな。緑がいっぱいの町の風景がきれいで、ペンギンがとてもかわいくて、映像が心地良かったです。ひと夏の思い出としてはちょっと切ない。好奇心いっぱいの子供たちに観て欲しい映画だなと思いました。
作品名 ペンギン・ハイウェイ
製作年 2018年
製作国 日本
時間 119分
公開日 2018年8月17日
監督 石田祐康
原作 森見登美彦
脚本 上田誠
声優 北香那 蒼井優 釘宮理恵
潘めぐみ 福井美樹 能登麻美子
久野美咲 西島秀俊 竹中直人