「君の膵臓をたべたい」感想
「君の膵臓をたべたい」感想
★★★☆
ベストセラー小説の映画化。膵臓の病で余命わずかという少女と、その秘密を知ったクラスメイトの交流を描いた青春ドラマです。
4月に原作を読んだ時、小説というより脚本を読んでるような感じがあったので、映画化はとてもしっくりくるなと思いました。最初から余命僅かと分かってるわけですから、あざとさは感じつつも、やはり泣かされてしまいます。
主人公の少年は何事もなく地味に送っていた高校生活が、彼女との交流でどんどん振り回されていくわけですが、気持ちが追い付くまでに時間がかかるんですね。でも彼女には時間があまりなくて…もどかしいです。とても切ないけれど、人との出会いって大切なものだなって思わせてくれます。
大人になった時の描写は原作にはないもので、必要なかった気も…。主人公の2人に関しては、映画の方がより純粋で原作より魅力的に感じました。
作品名 君の膵臓をたべたい
読み キミノスイゾウヲタベタイ
製作年 2017年
製作国 日本
時間 115分
公開日 2017年7月28日
監督 月川翔
原作 住野よる
脚本 吉田智子
出演 浜辺美波 北村匠海 大友花恋
矢本悠馬 桜田通 森下大地
上地雄輔 北川景子 小栗旬