「レスラー」感想
★★★☆
作品名 レスラー
原題 THE WRESTLER
製作年 2008年
製作国 アメリカ=フランス
時間 109分
公開日 2009年6月13日
監督 ダーレン・アロノフスキー
脚本 ロバート・シーゲル
出演 ミッキー・ローク マリサ・トメイ
エヴァン・レイチェル・ウッド
マーク・マーゴリス トッド・バリー
ワス・スティーヴンス アーネスト・ミラー
ジェダ・フリードランダー ディラン・サマーズ
中年になり落ち目になってきたかつての人気レスラーの生き様を描いた人間ドラマ。ミッキー・ロークがはまり役となり数々の映画賞を受賞。
子供の頃からプロレスはほとんど観たことがないので、私にはレスラーの気持ちがあまり分からなくて、どうしてそこまで…と思ってしまいました。
体も心もボロボロになって、それでもリングに立とうとする、自分で自分を痛めつけながら観客を喜ばせるのです。身を削りながら、すべてを賭けてやっているというのがひしひしと伝わってきて、そんな姿が本当に観ていて痛々しくて切なかったです。プロレスラーってすごい職業ですね。
ミッキー・ロークの演技は見事で、まるで実話のように見えてしまったほどでした。共感は出来ないし感動とはちょっと違うけど、心に残る作品でした。