「素敵なウソの恋まじない」感想
★★★☆
作品名 素敵なウソの恋まじない
原題 ROALD DAHL’S ESIO TROT
製作年 2015年
時間 88分
製作国 イギリス
監督 ダーブラ・ウォルシュ
原作 ロアルド・ダール
脚本 リチャード・カーティスポール・メイヒュー=アーチャー
音楽 ティム・フィリップス
出演 ジュディ・デンチ ダスティン・ホフマン
リチャード・コーデリー ジェームス・コーデン
同じマンションに住む女性に恋をした男性が、女性が溺愛しているカメにでたらめなおまじないをかけて気を引こうとする高齢の男女の恋愛コメディ。
好きな女性のペットのカメにでたらめのおまじないをかけて、それが叶ったように見せようとして陰で奮闘する男性(ダスティン・ホフマン)の様子は、バカバカしくも見えるし、かわいくも見えます。年をとっても子供みたいにドタバタしてる様子が必死過ぎて面白いですね。
ただ個人的に引っ掛かってしまったのは、カメに対する接し方。これがうさぎの話だったらと置き換えて考えると、どうしても腹立たしくて笑えません。あくまでもカメさんに対しては愛情を持って描かれているはずのお話ではあるので、目くじらを立てるのも良くないかなとは思うのですけどね。
それを置いておいて観るなら、ほのぼのした平和な恋愛コメディです。マンションの景観やインテリアなどもとてもおしゃれで、ベランダの花々など、すてきだな~と思いました。