「トレイン・ミッション」感想
★★★★
保険会社を突然解雇された60歳の元警官の男性が、電車の中で突然報酬10万ドルの仕事の依頼を受けることから始まるアクションミステリー。「ラン・オールナイト」のジャウマ監督とリーアム・ニーソンのコンビ4作目。
事件に巻き込まれて家族を守るために頑張るお父さんの役が多いリーアム・ニーソン。似たようなパターンが続いているものの、毎回それなりに面白いので観てしまいます。
今作は誰が何を企んでいるのか分からないミステリーとして楽しめました。時間に追われながら、いつもの通勤電車の中で誰が敵か味方か探っていく描写はスリル満点。アクションも見ごたえあるし、知性も発揮してました。これまでのリーアム・ニーソン主演作の中でもかなり面白い方だったと思います。
楽しかったけど、よく考えたら強引な設定だったなというのは観終わってからの感想。詳細に見ると突っ込みどころもあってよく出来たシナリオとは言えないけれど、娯楽作としては十分面白かったですね。
国を跨って色んな組織が出てくる、みたいな難しさもないので、とても気楽に楽しめました。
作品名 トレイン・ミッション
原題 THE COMMUTER
製作年 2018年
製作国 アメリカ=イギリス
時間 105分
公開日 2018年3月30日
監督 ジャウマ・コレット=セラ
出演 リーアム・ニーソン
ヴェラ・ファーミガ パトリック・ウィルソン
サム・ニール エリザベス・マクガヴァン
ジョナサン・バンクス フローレンス・ピュー