「ジュディ 虹の彼方に」感想
「ジュディ 虹の彼方に」感想
★★★★
『オズの魔法使』で知られるミュージカル映画のスター、ジュディ・ガーランドの後年を描いた伝記映画。自ら全曲歌ったレニー・ゼルウィガーがアカデミー賞主演女優賞受賞。
ジュディ・ガーランドのミュージカル映画は大好きです。私の中では明るく健康的で愛らしいイメージが強かったジュディが、こんな人生を送っていたとは全く知らず、この作品で初めて知ってショックでした。たくさんの人に愛されていたのに、子役時代からずっと苦労が続いていたんですね。あの幸せそうな笑顔の裏で泣いていたなんて、とても切ない気持ちになりました。
きっとあると思っていた彼女の華々しいスター時代は描かれてなかったため、そこは少し残念。でも晩年(といっても40代)のステージもやっぱり素晴らしくて、パフォーマンスに感動しました。
危なっかしくて痛々しさもあったけれど、どこか憎めない愛らしい雰囲気は最後まで感じられたし、歌が本当に素敵でした。レニー・ゼルウィガーの熱演のおかげですね。ジュディとレニー、2人の素晴らしい女優さんに拍手を送りたいです。
作品名 ジュディ 虹の彼方に
原題 JUDY
製作年 2019年
製作国 イギリス
時間 118分
公開日 2020年3月6日
監督 ルパート・グールド
原作 ピーター・キルター
脚本 トム・エッジ
出演 レニー・ゼルウィガー ジェシー・バックリー
フィン・ウィットロック ルーファス・シーウェル
マイケル・ガンボン リチャード・コーデリー
ロイス・ピアソン ダーシー・ショー
アンディ・ナイマン ダニエル・セルケイラ
ベラ・ラムジー ルーウィン・ロイド