「ファースト・マン」感想
★★★★
作品名 ファースト・マン
原題 FIRST MAN
製作年 2018年
製作国 アメリカ
時間 141分
公開日 2019年2月8日
監督 デイミアン・チャゼル
原作 ジェイムズ・R・ハンセン
脚本 ジョシュ・シンガー
出演 ライアン・ゴズリング クレア・フォイ
ジェイソン・クラーク カイル・チャンドラー
コリー・ストール キアラン・ハインズ
パトリック・フュジット ルーカス・ハース
『ラ・ラ・ランド』の監督と主演が再び組んだ伝記ドラマ。1969年人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの体験や感情を描いていきます。
思ったよりも淡々としていて暗めでした。初の月面着陸は人類にとっての歴史的成功だしアームストロング船長はその英雄ですから、苦労の末の感動物語を想像していたのですが、ちょっと違いましたね。そんなに単純な描き方ではなかったです。
心に残ったのは達成感よりも苦悩や犠牲。良くも悪くも何を考えてるのかよく分からない終始微妙なライアン・ゴズリング(主人公)の表情が印象的で、当時の複雑な心境を想像させられました。
映像は美しくて、まるで自分も宇宙飛行士を体験しているようなリアリティがあります。ロケットに乗るのは私は嫌ですね…。とてもとても怖いと思いました。