「クリスマス・カンパニー」感想
★★★★
本国フランスで大ヒット。おもちゃを用意するエルフが倒れてしまったため、人間嫌いのサンタクロースが薬を調達しに人間界に降りてきた様子を描いたファンタジーコメディです。
優しく大らかなイメージのサンタクロースが、実は人が嫌いで偏屈な性格だというちょっとショックな設定ではありますが、全体的にはクリスマスにぴったりの楽しいストーリーになってます。
まず序盤はクリスマスカンパニーでプレゼントを用意する様子が描かれていて、おもちゃ作りの映像が本当に楽しくてワクワクしました。子供さんの心をがっちりつかむオープニングだと思います。
その後人間界に降りたサンタさんが人間の家族と交わると、失敗ばかりのドタバタホームコメディに。あまりにへたれなサンタさんに笑える部分も、呆れる部分もありました。
良かったのはファンタジーらしさ満載の終盤。本当に楽しくて気持ちが盛り上がりました。やっぱりサンタクロースとトナカイって夢があっていいですね。映像もきれいでロマンティックです。
子供たちの反応もかわいかったし、私も童心に帰ってクリスマス気分を味わえました。
作品名 クリスマス・カンパニー
原題 Santa & Cie/Christmas & Co.
製作年 2017年
製作国 フランス ベルギー
時間 92分
監督 アラン・シャバ
脚本 アラン・シャバ
出演者 アラン・シャバ ゴルシフテ・ファラハニ
ピオ・マルマイ オドレイ・トトゥ