「天空の蜂」感想
★★★☆
東野圭吾の1995年の小説を、堤幸彦監督が映画化した社会派サスペンス。
テロリストが最新鋭の大型ヘリ“ビッグB“を遠隔操作し、日本全国の原発を停止しなければ、稼働中の原発にヘリを墜落させるという…。
ヘリの設計士や原発の職員や警察、たくさんの人がテロリストと時間に追われながら闘うわけですが、その辺は緊迫感あって面白かったです。
役者さんも良かったし、退屈することなく観れました。
ただ期待したアクションとしてはここぞという見せ場に限って映像が切り替わったり、ちょっと物足らなかったかな。
ミッションインポッシブルとか観た後だとどうしても差を感じちゃいます。
でも邦画としては頑張ってると思いますし、今後も挑戦して欲しいです。
原発を取り巻く問題については、メッセージ性が強いですね。
考えさせるのは大事ですが、終盤ちょっと説明が多いのは鬱陶しく感じました。
作品名 天空の蜂
製作年 2015年
製作国 日本
時間 138分
公開日 2015年9月12日
監督 堤幸彦
原作 東野圭吾
脚本 楠野一郎
出演 江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵
綾野剛、柄本明、國村隼
石橋蓮司、佐藤二朗、向井理