「わたしは、ダニエル・ブレイク」感想
★★★☆
作品名 わたしは、ダニエル・ブレイク
原題 I, DANIEL BLAKE
製作年 2016年
製作国 イギリス=フランス=ベルギー
時間 100分
公開日 2017年3月18日
監督 ケン・ローチ
脚本 ポール・ラヴァーティ
出演 デイヴ・ジョーンズ ヘイリー・スクワイアーズ
ディラン・フィリップ・マキアナン ブリアナ・シャン
ケイト・ラッター シャロン・パーシー ケマ・シカズウェ
心臓の病で仕事が出来なくなった大工のダニエルは国の援助を受けようとするが、あまりにも複雑な制度に手続きが進まない。そんな中同じように援助を必要とするシングルマザーと子供たちに出会います…。
映画を通して、本当に困っているのに必要な援助が受けられない人々の怒りが見えました。なんでこんなシステムになってるの?融通効かないの?と憤りを感じることはどこの国でもあるのでしょうね。お役所仕事への苛立ちが痛いほど伝わってきて、一緒にいらいら。日本人から見ても他人事とは思えない話です。
映画としての感動的なドラマはあまりなかったけれど、必死に生きている人たちの訴えがヒシヒシと伝わってくる作品でした。