(映画)「蜜蜂と遠雷」感想

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★★★★
作品名 蜜蜂と遠雷
製作年 2019年
製作国 日本
時間  118分
公開日 2019年10月4日
監督  石川慶
原作  恩田陸
脚本  石川慶
音楽  藤倉大
出演  松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン
鈴鹿央士 臼田あさ美 福島リラ
眞島秀和 片桐はいり 光石研 平田満
アンジェイ・ヒラ 斉藤由貴 鹿賀丈史

 

映画「蜜蜂と遠雷」より 春と修羅 楽譜 – 藤倉大 (著) Amazon

直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説の実写映画化。国際ピアノコンクールに出場する4人の若い天才ピアニストの葛藤と成長を描く音楽ドラマ。

 

原作を読んだときは4人のピアニストのうち、養蜂家の少年の風間塵(鈴鹿央士)に感情移入して読んでいたし、彼のピアノが映画でどのように表現されるのかがとにかく楽しみでした。なので、映画の方が栄伝亜夜(松岡茉優)中心の話になって、物語の意味合いも変わっていたのは、かなりショックでした。タイトルの意味はどこへ行ったのでしょう…。
才能あるマサル(森崎ウィン)と明石(松坂桃李)の魅力があまり描かれてなかったのも残念。原作の大事なシーンが大幅に削られた代わりに、映画版に付け足されたシーンは余計に思えるものばかりでしたしね。原作と比べてしまうと消化不良な部分があります。

ただし(気持ちを切り替えて!)原作を切り離して観れば、すばらしい音楽を堪能することができるという意味で、素敵な映画だったと思います。1人の女性ピアニストに焦点を絞ることで、彼女の心情はよく伝わってきましたし、演奏も感動しました。配役と演技もイメージにぴったりでそこは期待を上回りました。

原作にはない良さもありました。コンテストはやはり臨場感があったし、ピアノの音には本当に感動しました。劇場にいる感覚を味わうために、映画館で観るべき作品ですね。観終わってからも、もっともっと音楽が聴きたいという気持ちになりました。


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